国際問題を知るために3月に見た10個の映画を紹介しています。
Part.1とPart.2はこちら↓
全部で10個のうち、今日はラスト4つです。
〇バグダッドスキャンダル
〇僕たちは世界を変えることが出来ない “But, We wanna build a school in Cambodia”
〇ブラッドダイヤモンド
〇ホテルルワンダ
〇ルワンダの涙
〇風に立つライオン
〇オマールの壁
〇それでも夜は明ける
〇かえってきたヒトラー
〇ライフ・イズ・ビューティフル
オマールの壁
秘密警察に思うように操られていくパレスチナ人が描かれた映画。パレスチナの方によって、パレスチナを舞台に撮影されています。
惨い拷問されても仲間を想い、信念をつらぬくオマールが印象的です。パレスチナの問題を考えさせられます。危険を背負ってでも恋人に会いに行き、ナディアとオマールが心を通わせるシーンも印象的です。
Amazon primeでみれました。
パレスチナ問題はすごく複雑で、すごく難しいです。2年前ぐらいに読んですごく分かりやすい本があったのでまた、読み直して本の紹介ページで書きたいと思っています。
それでも夜は明ける
奴隷になり、解放されるまでが描かれた黒人男性の実話を映画化した作品。
何年も前から黒人差別問題は興味があって、これまでも他の作品をみてきましたが、奴隷制度の映画はいつでもつらいです。同じ人間を奴隷として所有してよいと本気で思い込んでしまう人間の怖さも感じるし、それが一部の人ではなくほぼ全土で当たり前のように行われて、何年も止められなかった事実、今も根強く残っている事実は恐ろしく、すごく不条理です。なんとか足をつけられる状態で首をつられて助けを待つシーンがすごく頭に残りました。
Amazon primeでみれました。
帰ってきたヒトラー
ヒトラーと現代を引き合わせて、現代の問題を考えさせられる映画です。
ヒトラーと言えばユダヤ人の虐殺のイメージですが、映画の中に出てくる現代のヒトラーは、最初熱意のある良い政治家だなという印象さえ抱かせるのが怖いと思いました。ヒトラーの歴史から多くを学んだドイツでさえ、人々が再び右派に流され、再び洗脳されてしまう可能性が映画の中でたくさん描かれていた。
ヨーロッパに逃げてきた難民を排除しようとする動き、トランプが大統領選で選ばれるなど、再び右に偏ってきているのかと、考えさせられました。私たちは同じことを繰り返してはいけないし、歴史から学ばなければいけないと思います。
これもAmazon primeでみれました。
ライフ・イズ・ビューティフル
ナチス時代のホロコーストについて、ユダヤ系の親子の視点から描かれた映画です。予告編みつからなかったのでDVDリンク。
ユダヤ系の主人公が、迫害を受けながらも、息子を不安にさせないよう、陽気に振る舞い最後まで息子を楽しませます。戦争を扱う映画でホロコーストの悲劇を描きながらも、親子の絆に感動させられる映画です。
これで10個の映画紹介終わりました・・・
映像は頭に残りやすいから、いい学びになったけど、感情移入しすぎてしまうのですごく疲れました。まだまだみれていない映画があるので、無理しない程度にこれからもぼちぼち見ていこうと思います。
コメント
[…] […]