スフィアハンドブック研修

今日もゆる記事です。研修を受けたのでメモ程度に記録しておきます。

JQAN(支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク)主催の、スフィアハンドブック研修のオンライン版に参加しました。

まだ支援に関わったことはないのですが、初心者向けとのことで、これから人道支援に携わるにあたって、きっと役立つと考え参加を決めました。

スフィアハンドブックとは?

研修に参加するまで私は、スフィア=”災害時の支援に役立つ基準みたいなもの” ぐらいの、かなりふんわりした理解でした。

JQANは、スフィアハンドブックについて以下のように説明しています。

1997年人道援助を行うNGOのグループと国際赤十字・赤新月運動によって、スフィア・プロジェクトという災害援助における行動の質を向上し、説明責任を果たすために必要な人道憲章の枠組みづくりと、生命を守るための主要4分野における技術的基準が取りまとめられました。「スフィアハンドブック」はその成果物として、人道憲章、権利保護の原則、支援時のコア基準、4分野の技術的基準が取りまとめられ、改訂されてきました。現在の最新版は2018年版です。

難しいですが要するに、

質の高い人道支援を提供するため、人道支援を実施する団体が集まって作られた人道支援の枠組みや最低基準が示されたハンドブック

だととらえています。

全世界でさまざまな人道支援が行われていますが、中には効果的でなかったり、現地の生活や文化を壊してしまったり、混乱を招いたりすることもあり、人々の尊厳が守られない場合があります。

本当にニーズに合った支援を行い、その説明責任を団体や個人が果たせるよう、とりまとめられたのがスフィアハンドブックです。

研修内容

研修は、オンライン講義+自己学習+ディスカッションを通して行われました。

約1週間ごとに、計3回のオンライン講義があります。その間課題の提出が求められます。

講義ではスフィアハンドブックの基本的な事柄や、ハンドブックの活用方法について知ることが出来ました。

一方通行の講義でなく参加型で、頭を使って考える時間もたくさんありました。

小グループで学んだことをシェアしたり、経験をもとに話し合ったりする時間もあり、人道支援に携わる先輩方のお話もきける機会になりました。

研修を受けて

正直、これから人道支援に関わろうとしている段階のため、具体的な活用方法のイメージはまだ掴みきれていません。

もう一度ハンドブックの基本的な事項を読み返したり、今回の研修内容を振り返りたいと思います。実際に今後活用していけるよう、さらに深めていきたいと思いました☻

とても良い講習だったので、また同様の機会があればまた参加したいと思いました。

スフィア以外にも知りたいことがたくさんあって気が遠くなりそうですが、こつこつ勉強を続けていきたいとおもいます!

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